サステナブルな社会、企業活動を目指すには、社会に対してESG 情報を開示する必要があります。
そのための枠組みを提供しているのが、GRI とSASB です。
どのような特長がありどのように違うのか、ここで簡単に紹介しています。

「GRI」とは、サステナビリティに関する国際基準をつくる非営利団体（Global Reporting Initiative）の略称で、サステナビリティ報告書作成のサポートなどを行います。 GRI では2016 年に、サステナビリティ報告書の新しい枠組み「GRI スタンダード」を発表、各企業はこの枠組みをベースに情報の開示を行います。

「SASB」は、米国の非営利団体、サステナビリティ会計基準審議会（Sustainability Accounting Standards Board）の略称で、SASB においても、ESG 情報の開示に関する枠組み「SASB スタンダード」を設定しており、企業の情報開示をサポートしています。
どちらも情報開示の支援を目的にしていますが、GRI は、投資家も含め幅広いステークホルダーを対象としているのに対し、SASB は主に投資家のニーズに応えることを目指しています。
弊社では、より幅広い対象に情報を開示するため、GRI・SASB を併用しています。